CLASSY HOUSE AREA vol.3 飯田橋エリア

  • 法政大学55年館
  • 靖国神社
  • 千代田区立九段小学校
  • ローマ法王庁大使館
  • 東京ルーテルセンター
  • 暁星学園(講堂)
  • 東京国立近代美術館工芸館
  • 英国大使館
法政大学55年館
市ヶ谷キャンパスで最も古い校舎として、法政大学を代表する建物である「55年館」は1955(昭和30)年竣工。地上7階地下1階建て。当時の工学部教授、大江宏の設計で、ガラスで外壁面を構成するカーテンウォールの先駆的作品といわれ、学校建築の名作と語り継がれています。バリアフリーの概念もまだない1950年代にスロープを設置するなど、近未来的設計が評価され、つづきの58年館とともに、第10回日本建築学会賞作品賞、第1回BCS賞などを受賞しました。所在地:千代田区富士見二丁目
靖国神社
靖国神社敷地内にあるさまざまな建築物のうち、1872(明治5)年竣工の本殿、1901(明治34)年竣工の拝殿ほか、靖国会館、到着殿、靖泉亭、能楽堂・舞台および遊蹴館が重要物件に指定されています。また、靖国通りを挟んで北の丸公園側にある高燈籠は、靖国神社の常夜灯として、1871(明治4)年に完成。まだ都心に高層建築物のなかった完成当時は、品川沖を行きかう船の灯台としても、大切な役目を果たしていました。所在地:千代田区富士見三丁目
千代田区立九段小学校
1926(大正15)年竣工。関東大震災後の復興事業として建設された小学校のひとつが、ここ、九段小学校です。大震災を教訓として、鉄筋コンクリート建築を採用しています。また、災害時の避難所にも使えるよう、公園を併設するなどの試みも行われました。ドイツ表現主義の流れをくむといわれる校舎デザインで最も目をひくのが、窓型に見られる曲線「パラボラアーチ」です。所在地:千代田区三番町
ローマ法王庁大使館
ローマ法王庁大使館とは、世界でもっとも小さな独立国・バチカン市国の大使館のことを指します。 皇室関係の建築物を数多く世に送り出した建築家・木子幸三郎の手により、味の素の創業者のひとり・鈴木忠治邸として1934(昭和9)年に竣工。近年、大使館内のチャペルが改修され、その内装をイタリアの彫刻家チェッコ・ボナノッテが手がけたことも話題になりました。この界隈には、周囲も含めて瀟洒な建物が連なり、時おりあてもなく散策したくなる心地よさと静けさに包まれています。所在地:千代田区三番町
東京ルーテルセンター
富士見町のランドマークとして親しまれている「東京ルーテルセンター」。富士見町教会の牧師であった植村正久氏の下、現代建築黎明期に活躍した建築家・長谷部鋭吉の設計で、日本神学校として1937(昭和12)年に竣工しました。地上4階・地下1階の鉄筋コンクリート建築。地中海建築のような明るさを持ち、特徴的なアーチ型の窓や、デザイン性の高い塔屋など印象的な外観が、街のランドマークとなっています。所在地:千代田区富士見一丁目
暁星学園(講堂)
1888(明治21)年、フランスとアメリカから来日したカトリック・マリア会の宣教師によって創立された暁星学園。当初は築地に校舎があり、1890(明治23)年に、現在の場所へ移転してきたそうです。東京ルーテルセンター側から二合半坂をのぼるとやがて見える赤レンガ造の塀は、同校に通う学生たちの希望に燃える足取りを、見つめ続けてきたにちがいありません。ちなみに一帯は「富士見」の名に残るとおり、以前は富士山が一望できたそうです。所在地:千代田区富士見一丁目
東京国立近代美術館工芸館
ヨーロッパの国々で見かける瀟洒なお城のような赤レンガ造りの建物は、1910(明治43)年竣工の東京国立近代美術館工芸館。旧日本陸軍近衛師団司令部庁舎として使われ、その後皇宮警察官の寮などにも利用された時期もありました。国の重要文化財であり、美術館としても現役。年間通じて企画展が開催されているので、機会があればぜひ訪れて、一流の工芸品とともに建物もじっくり味わいたいですね。所在地:千代田区北の丸公園
英国大使館
1930(昭和5)年竣工。古典建築の王道である「シンメトリーのルネッサンス様式」を採用し、重厚な中にも気品ある昭和初期の石張り建築が特徴です。ギリシャ神殿を思わせる中央棟から左右に別棟が広がり、優美さを表現しています。春になると大使館前の桜並木が一斉に花を咲かせ、花の時季には都心の散策スポットとしても高い人気を誇ります。所在地:千代田区一番町
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