CLASSY HOUSE STYLE Vol.3:“くつろぎ”の概念が変わるソファ 0匠ソファ0

“良いソファを持つ”という意味

家を買う人の多くが、リビングに置きたいと考えるソファ。しかしライフスタイルにフィットしなければ、どんなに高級ソファでも出番はなくなってしまいます。ここでは、インテリアコーディネーターの秡川寿美礼さんに、後悔しないソファ選びの極意をうかがいました。

ソファのデザインは座り方のデザイン

家を購入したら置きたい家具の上位に、いつもランクインするのがソファ。ところが残念なことに、生活を始めてみたら意外に利用しなかった。そんなお話をたびたびうかがいます。

基本的に、ソファの目的はリラックス。たとえばハリウッドスターがホテルのソファでインタビューを受けるときには、見るからにくつろいでいて、しかも様になっています。対する日本人俳優は、たいてい居住まい正しく話をする…。

もちろん、どちらがいいというのではありません。しかし椅子やソファのデザインがこのような「座り方」も含めたデザインである以上、ご家庭に置くなら見た目やサイズ、流行だけに影響されず、自分に必要な機能を備えたソファ選びをすべきなのではないでしょうか。

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人を癒すために「仕事する」家具

良いソファの定義にまず挙げられるのは、腰や頭を支えながら、全身の筋肉を緩めて長時間座れること。座面が柔らかすぎると、無意識に何度も体勢を整え疲れの原因になりやすいので、表面は柔らかく内部は固めの構造が望ましいですね。

購入時の快適さを長年保つ品質に加え、替えカバーのストック状況など、メーカーの姿勢も大事な要素です。ショールームなどでは可能な限り長く座り違和感の有無を確かめると同時に、不安な点はお店の方にどんどん質問してみましょう。

“良いソファ”、それは家族構成やライフスタイルが変化しても、幾年月、座る方の身体と心を癒すために「仕事する」家具。だからこそじっくり時間をかけて、出会っていただければと思います。

 コメンテーター: 秡川 寿美礼(はらいかわ すみれ)さん

インテリアコーディネーター・商品開発プランナー/有限会社エル・エル・プランニング代表取締役。『ライフスタイルからインテリアをデザインする』という独自の手法で、住宅のリフォームや造作家具設計、インテリアコーディネートをはじめ、住宅、オフィス関連の商品企画・プロモーションを手掛ける。インテリアコーディネーターとマンションリフォームマネージャーの資格を持つ。日本インテリアデザイナー協会正会員。

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