CLASSY HOUSE STYLE vol.9

「個」の時間の椅子は自分に最適なものを
一口にパーソナルチェアといっても、その使用目的はさまざまです。ここではくつろぎのスペースに置きたいパーソナルチェアの種類や特徴、使うことで得られる効果、上手な選び方など、気になるポイントをインテリアデザイナーの坂本美貴さんにうかがいます。

エッグチェア:ノルディックフォルム

一生愛せる椅子との出会い

パーソナルチェアは、人の身体により近く、触れる部分が多い家具です。せっかく自分のための一脚を選ぶなら、一生愛せる良い品に出会っていただきたいと思います。
パーソナルチェアをご自宅に置くことで得られる効果はさまざまで、座る方にくつろぎや安堵感をもたらすのはもちろん、空間演出のツールとしても大活躍します。パーソナルチェアの種類とその呼び名はたくさんあり、ウィングチェア・リクライニングチェア・イージーチェアなど、数えきれません。形や素材も多種多様。同じデザインでも、張り地が選べる場合は、自分の好みだけでなく、部屋の内装やほかの家具、窓まわりなどのインテリアとの兼ね合いも含めて、トータルに検討してみてください。

様々なパーソナルチェア

基本は「長時間使用しても疲れにくいもの」

リクライニングチェア/スポークチェア

(左)リクライニングチェア 365,000円:ダニエル東京 (右)スポークチェア 118,000円:にっぽんフォルム

くつろぎのパーソナルチェアには、それぞれ用途や特徴的な機能がありますが、選び方のコツは、長時間座っていられるかどうかを見極めること。たとえば、読書やテレビ鑑賞、おしゃべりなど、しばらくそこで過ごすには、座面が広く奥行きもあり、身体をしっかり支えてくれるものが望ましいでしょう。リクライニングチェアのように背もたれの傾斜を変えられるタイプは、重い頭や投げ出された脚をサポートするための機能が必要になるため、ヘッドレストやオットマンを組み合わせると良いでしょう。
ネットやカタログを参考にするだけでなく、実際にショールームへ足を運び、見て触れて座り心地も確かめることが、何より大切です。

坂本 美貴 さん プロフィール

リビングデザインセンターOZONE:インテリアデザイナー
家具メーカー、インテリアデザイン事務所を経て、現職。東京・新宿にある住まいづくりとインテリアの情報施設「リビングデザインセンターOZONE」にて、住宅リフォームやオーダー家具の設計から、トータルコーディネーションまで、住まい手の個性とライフスタイル にあわせた上質な空間を提案している。

※ご紹介した椅子の価格は2014年2月現在のものです(すべて税抜)

※椅子協力:ダニエル東京(03-5322-6535)、にっぽんフォルム(03-5322-6620)、ノルディックフォルム(03-5322-6565)、工房家具ギャラリー 匠の杜(03-5322-6472) 以上 リビングデザインセンターOZONE

 

※扉ページの椅子 レイジーボーイ リクライナー(左)165,000円、リクライニングチェア (右)365,000円:ダニエル東京