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自然にふれる。

RELAXATION

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細やかに移ろう
靱公園の四季を愛でる。
京町堀に隣接する靱公園は、春夏秋冬、豊かな自然が様々な表情を織りなす都会のオアシスです。
四季の移ろいの「細やかさ」を感じにくい都心生活。しかし、ここへ来れば五感でその変化を感取し、巡る季節を告げる生命の息吹と触れ合えます。

春

靱公園が一年で最も色鮮やかに賑わう春。寒緋桜に続いて3月下旬頃より桜が開花し始め、多くの市民が花見に訪れます。ソメイヨシノを主体とする桜並木は西園と東園合わせて142本。春の悦びを桜雲が奏でます。また、5月初めから半ばにかけて、バラ園の約170品種・3400株のバラが咲き競い、満開に。春の陽気がその色彩を一層輝かせます。

春の靭公園

春の靭公園

夏

靱公園の象徴的景趣のひとつがケヤキ並木。夏になると眩いばかりに瑞々しい緑を湛え、その緑陰が舗道に色濃く浮き立ちます。風、光、青葉の香り、そして蝉時雨。刻々と変化する自然の力強い鼓動が、夏の高揚感を届けてくれます。噴水や小川などの水場近くには、涼を取る人、水と戯れる子どもたちが集まり、まさにそこはオアシスに。

夏の靭公園

夏の靭公園

秋

耳を澄ますとコオロギの鳴き声が聞こえてくる靱公園の秋。バラ園には四季咲きのものも多く、10月は5月に次いでたくさんのバラが咲き匂います。そして、バラの盛りが終わりを告げる頃、ケヤキ並木が紅や黄色に色づき、秋のクライマックスへ。11月下旬頃には鮮やかな黄金色に輝く紅葉に園内は彩られ、やがて落葉が冬の訪れを告げます。

秋の靭公園

秋の靭公園

冬

バラ園は静閑とし、メタセコイアやケヤキの冬枯れた景観に、寒々しさを感じる季節。その一方で、寒椿や山茶花、水仙などの可憐な冬花がひっそりと愛らしさを湛えます。2月の後半になると、寒緋桜のつぼみがお目見え。寒いさなか、春の足音に触れた時の喜びはひとしおで、それもまた靱公園の冬の興趣といえるでしょう。

夏の靭公園

夏の靭公園

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園内の大阪市
「最古」のものとは?

靱公園にバラ園が造成されたのは、同公園開園の1955(昭和30)年。これは大阪市最古にあたるという、歴史あるバラ園なのです。現在のイングリッシュガーデン様式に模様替えしたのは2004(平成16)年で、その2年後に開催された「世界バラ会議」第14回において、「優秀庭園賞」を受賞しました。

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靱公園は
「靱飛行場」だった!

靱公園のある場所は、第二次世界大戦中に空爆によって焦土と化しました。
焼け残った建造物が少なかったことから、戦後、連合国軍が接収。
小型機の発着場、通称「靱飛行場」を建設しました。1948(昭和23)年に空撮された同所の写真を見ると、現在ケヤキ並木のある辺りに滑走路があったことがわかります。

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公園の成り立ちは失業者対策

靱公園の建設は、戦災復興区画整理事業として、1952(昭和27)年に着工されたことが西区発行の資料に記されています。他方、公園にある石碑には、第二次世界大戦後に急増した失業者を救済するための「失業対策事業」でもあったことが刻まれています。